一度離職した人が再度働く人が多い
認可外保育施設とは、児童福祉法上で定められている保育所に該当しない施設のことです。
これらの施設を「認可外保育所」や「無認可保育所」などと呼びます。
具体的にどんな施設かと言うと、ベビーホテルや児童福祉法以外の法令もしくは通知で規定されている、事業所内保育所、病院内保育所、山間部にある僻地保育所、季節保育所などがそれらに該当します。
最近では、デパートやホテル、アミューズメント施設など、日常のあらゆる場所で、保育のニーズが高まっているため、求人数も増えています。
保育所で働いてみたものの、一度離職した人が復帰することが多いのも認可外保育園の特徴です。
自身も育児をしながら、パートやアルバイトなどとして働きたいという人もいます。
保育の質とサービスの向上が求められている
世の中のニーズに合わせて増えている認可外保育園。
2002年の10月から「認可外保育施設指導監督基準」が適用されることになりました。
その基準は、定員6名以上の施設については届け出が義務付けられ、立ち入り検査を含む行政機関の検査・指導も強化されました。
子どもを預かり、保育をする環境の質を一定のレベルに保ち、サービスの向上を図るために、この基準が適用された背景があります。
これら認可外の保育園がいろいろなところに設置されることで、保育士資格を持った人の活躍する場は広がっていきます。
試験は私立の保育園と同じく、面接や実技試験が中心であることが多いので、気になるところがあれば、直接問い合わせて確認してみましょう。