応募資格をチェックしよう

公立の保育園で働くこと = 地方公務員として働くこととなります。

 

私立と違うのは、各自治体で決められている応募年齢などに引っかからないかどうかを確認する必要があるということです。

 

 

地方公務員法の第16条で定められている条項に当てはまらないかどうかもチェックが必要です。

 

地方公務員法第16条 欠格条項

 

次の各号の一に該当する者は、条例で定める場合を除くほか、職員となり、または競争試験若しくは選考を受けることができない。

 

一 成年被後見人又は被保佐人

 

二 禁錮以上の刑に処せられ、その執行を終わるまで又はその執行を受けることがなくなるまでの者

 

三 当該地方公共団体において懲戒免職の処分を受け、当該処分の日から二年を経過しない者

 

四 人事委員会又は公平委員会の職にあって、第五章に規定する罪を犯し刑に処された者

 

五 日本国憲法施行の日以後において、日本国憲法又はその下に成立した政府を暴力で破壊することを主張する政党その他の団体を結成し、又はこれに加入した者

 

 

応募年齢の上限をクリアし、条項に当てはまらないということがわかって、保育士資格を持っていると、初めて採用試験を受けることができます。

 

 

 

他にも条件として「現在、市内に居住している者、あるいは採用後に居住する者」という条件や、「幼稚園教諭免許を併せて持っている者」、「新卒者」などという条件が付くこともあります。

 

また、公立の保育園で働く場合には、同一の自治体内で転勤(異動)があります。

 

保育士の採用枠は地方公務員とは別

公立の保育園で働く場合、前述したように、地方公務員として働くこととなります。

 

ですが、保育士の採用枠は、地方公務員とは別になります。

 

 

 

採用については、各市区町村の広報誌などで公告されます。

 

採用試験は、1次試験と2次試験に分かれていて、1次試験は9月もしくは10月くらいに行われるのが通例です。

 

 

 

気になる採用試験の内容は、1次試験が一般教養、専門、作文または論文、それに適性検査や身体検査などが主になります。

 

1次試験を合格すれば、2次試験では、実技や面接、身体検査などを行うところが多いようです。

 

ただし、試験項目、試験内容は各自治体によって異なります。

 

 

主な試験科目の例

 

1次試験

 

教養 現代文、英文、グラフや資料の解釈、政治・経済、地理、歴史、数学、物理、化学、生物、地学など
専門 保育士の専門知識、社会福祉、児童福祉、保育原理、発達心理など
作文 保育に関するテーマなど

 

2次試験

 

実技 ピアノ演奏、朗読、図画工作 など
面接 個別面接 または 集団面接

 

採用試験で重視されるのは面接!

採用試験の方針は、保育園によって異なりますが、全般的に言えることは、面接が合否を大きく左右するということです。

 

 

 

ただ単に子どもの保育ができるだけの知識があるということだけではありません。

 

近年、少子化が進んでいるものの、保育士に求められる能力やスキルはどんどん高まっています。

 

保護者の代わりに、いかに子どもの成長を助けることができるか、保育園の見学の段階から、厳しく観察されているということを忘れないでください。

 

採用試験合格の有効期限は1年

試験に合格すると、採用候補者名簿に名前が掲載され、配属先が決まるのを待つことになります。

 

しかし、希望通りのところに配属されるとは限りません。

 

保育園の他に、保育士が働ける児童福祉施設に配属されることも考えられます。

 

公立の場合は、採用試験に合格してからも、希望通りのところで働けるとは限らないので、事前に確認しておきましょう。

 

 

 

また採用試験に合格した後、もし勤務先が決まらない場合には、採用試験合格の有効期限は1年なので、再度試験を受け直す必要がでてくるので注意が必要です。

公立保育園で働くメリット

公立保育園で働くメリットとしては、以下のようなことがあげられます。

 

 

  • 私立の施設に比べ、若干給料が高く安定している
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  • 公務員という安定性のある職業
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  • 地方公務員としての地位向上ができれば、延長になることも可能