正しい生活習慣を年齢に応じて指導する

保護者の代わりに生活習慣を教えられるのが保育士の仕事です。

 

食事から排泄、集団行動においてルールを守ることなどを教えますが、年齢に応じて適した指導を行うことが求められるため、年齢別に保育する保育園がほとんどとなっています。

 

保育園は小学校に入る前の大切な準備段階です。

 

集団の中でどう行動するべきかを考えさせ、社会性を身につけさせるだけでなく、歌や踊り、絵などを教えることも保育園の役割です。

 

 

 

最近では、小学校での英語の義務教育化の影響から、保育園で英語を学ぶところも出てきています。

 

このように時代のニーズを的確に掴み、対応していくことも保育士には求められます。

 

保育士は子どもの規範に

子どもに正しい生活習慣を教えるためには、保育士自身も基本をきちんと身につけておく必要があります。

 

例えば、お箸の正しい持ち方を教えるにしても、保育士本人がきちんとできなければ、子どもに教えることはできません。

 

保護者よりも密接に長時間過ごす保育士は、子どもに大きな影響を与えるということを決して忘れてはいけません。

 

 

 

また、子どもを保育している間、危険な目に遭わないように目を配り、注意している必要があります。

 

もちろん、子どもの規範となるように、日々自らの言動にも心を配らないといけません。

 

保育士の主な仕事内容とは

保育士の仕事内容は、基本的には子どもを預かるということがメインとなりますが、もちろんただ預かればよいわけではありません。

 

保育園での生活を通して、様々なことを責任もって教えていくことが必要となります。保育士が担う仕事としては、以下のようなものがあります。

 

  • 基本的な生活習慣を身につけさせる
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  • 子どもの身の回りの世話をする
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  • 集団生活を通じて社会性を養わせる
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  • 遊びを中心とした生活を通じて心身の健やかな発達をサポートする
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  • 保護者に対する園での生活状態の報告及び子育てに対するアドバイスをする

基本的な生活習慣を身につけさせる

基本的生活習慣とは、子どもが心身ともに健康に育つための生活の基盤となるものであり、日常生活の基本となる「食事」、「睡眠」、「排泄」、「清潔」、「衣服の着脱」の5つの生活習慣のことを指します。

 

 

これらは幼児期に身につけることが重要とされており、子どもの自立を促すことにもつながるため、小学校就学前の教育の土台作りともいえます。

 

子どもの身の回りの世話をする

子どもの顔色、声のトーン、行動など、毎日の様子を確認しながら、心身の健康状態をチェックしていきます。

 

その日の子どもの気持ちをしっかり把握し、現状に合ったサポートを実施していきます。

 

また、子どもの発達に応じて、年齢ごとに月間や年間での指導計画も作っていきます。

 

集団生活を通じて社会性を養わせる

自宅だけでは学習できない集団での遊びやルールのある遊びを通して社会性を学ばせたり、保護者や地域の大人との行事を行うことにより、社会性を身につけられるよう援助します。

 

遊びを中心とした生活を通じて心身の健やかな発達をサポートする

子どもが心身ともに健やかに成長するため、現在の発達段階を理解し、その段階に合った遊びの計画を立てて、子どもに働きかけます。

 

天候や子どもの様子、疲労度などを確認しながら、柔軟な保育を実施することが求められます。

 

保護者に対する園での生活状態の報告及び子育てに対するアドバイスをする

子どもの健康状態や食欲を記して報告したり、保護者からの相談や疑問点に対してアドバイスしたりします。

 

家庭との情報交換には連絡帳を活用し、家庭との連携や子育てのサポートを行います。

 

また、クラス便りや園頼りを発行したコミュニケーションも図ります。

 

子どもたちの成長を見守る

子どもたちは数カ月もすると体も大きくなってくるし、友達と遊ぶことを覚えたり、一人でできることが増えたりと成長が著しい年齢でもあります。

 

そんな子供たちが周りにたくさんいるわけですから、日々子どもたちの成長を感じることができます。

 

子どもの成長に大きな影響を及ぼすため、責任もあり大変そうと感じる部分もあるかもしれませんが、その分とてもやりがいのある仕事とも言えます。

 

子どもたちと一緒に生活をし、成長を見届けて、卒園させるということは本当に感動的であり、保育士をやっていて良かったと思える一つでもあります。