保育士資格の取得方法
保育士資格の取得方法としては、国家試験を受験する方法と厚生労働省の指定する養成学校を卒業する2通りの方法があります。
- 保育士資格試験に合格する
- 保育士資格が取れる厚生労働所の指定する養成学校を卒業する
保育士資格試験に合格する
受験資格が満たしていれば、性別や年齢を問わず誰でも受験することができます。
主な受験資格は次の通りになります。
- 4年制大学を卒業したことがある方
- 4年制大学に2年以上在学して、62単位以上修得済みの方
- 短大や学校教育法に基づいた専修学校を卒業したことがある方
- 中学か高校を卒業後、児童福祉施設などで2年以上かつ2880時間以上の児童保護に従事した経験がある方
保育士資格が取れる養成学校を卒業する
保育士養成校とは、正確には「指定保育士養成施設」のことであり、その種類としては、4年制大学、短期大学、専門学校等があります。
この保育士養成校で必要な単位を修得して卒業すれば、保育士資格が取得できます。
大学は通常4年制ですが、短大、専門学校等は通常2年制となりますので、最短2年間で確実に資格が取得できることになります。
保育士登録を忘れずに
2003年の児童福祉法の改正により、「保育士」として業務を行うには、保育士となる資格を証明する書類(保育士資格証明書など)を保持しているだけではだめであり、都道府県知事に対し、登録申請手続きをして、「保育士証」の交付を受けることにより、「保育士」として業務を行うことができるようになります。
保育士登録を一度しておくと、現在の制度に変更がない限り、更新の必要はありません。